エメラルダスAIRAGS711M-Sのインプレ

スピニングロッド

ダイワのエメラルダスAIRAGS711M-Sのインプレ

ダイワの「エメラルダスAIR AGS 711M-S」は、岡隆之が監修した高感度ソリッドティップのショートモデルである。このロッドはエギングにおいて非常に効果的なツールであり、潮流の有無を把握するのに重要な役割を果たす。その最大の特徴は、柔軟で感度が高いメガトップの搭載により、潮流の強弱や変化を手元に明確に伝える能力にある。これにより、釣り人はポイント選定において有利になり、イカとの距離を縮めることが可能になる。

このロッドのバット部はMパワーで設計されており、繊細なティップを持ちながらも、4号までのエギを使用できるので、さまざまなシチュエーションでの使用に適している。また、AGS（エアガイドシステム）によって、軽さとカーボンフレームの硬さが組み合わさり、飛距離とコントロール性能、感度の向上を実現している。キャスト時の振り抜きスピードの向上、ブレの収束の早さ、リトリーブ時のルアーのアクションのダイレクト感が大きな特徴だ。

さらに、X45テクノロジーを採用することで、ロッドの変形を防ぎ、パワー、操作性、感度を向上させている。V-ジョイントは、高弾性グラファイトを斜め45°に巻き上げており、継ぎ竿特有のひずみやパワーロスを極限まで減らしている。これにより、ワンピースに近い性能を発揮し、ロッド全体のベントカーブがスムーズになり、シーバスの挙動やルアーのアクションをダイレクトに感じ取ることができる。

メガトップは、繊維と樹脂の均一な分散により、高い強度と剛性を備えており、カーボン素材特有の感度の高さを実現している。HVFナノプラスは、レジンの量を減らし、カーボン繊維の密度を高めることで、さらに筋肉質でパワフルなロッドを実現している。これらのテクノロジーの組み合わせは、エメラルダスAIR AGS 711M-Sをエギングにおいて非常に高い性能を発揮するロッドにしている。

エメラルダスAIRAGS711M-Sのインプレ

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