サンラインの「ソルティメイト エギリーダーBS」は、特殊な技術を駆使して作られたフロロカーボンラインです。このラインの最大の特徴は、表面に施された「プラズマライズ」処理にあります。この処理により、ラインの表面はゴムのような弾力のある状態に改質され、コーティングではないため、長時間の使用でも性能を維持します。特に、岩礁帯などの過酷な環境下での使用において、この特殊ポリマー層がクッションの役割を果たし、ラインブレイクを防ぐのです。
この「エギリーダーBS」は、耐擦傷性に優れています。特殊ポリマー層のクッション性が、ラインに生じた傷を吸収し、破断の原因となる擦り傷を防ぎます。これにより、アングラーはシモリ周りや急なかけ上がりを攻める際にも、ラインの強度を信頼して攻めることができるのです。
また、このラインはPEラインとの相性も抜群です。ゴム系ポリマー層により、PEラインがリーダーの表面を滑りにくくなり、ノット強度も向上します。さらに、サンラインがマグロ延縄漁用の糸づくりで培ったノウハウにより、破断エネルギーをコントロールすることで、ラインの靭性(粘り強さ)が向上しています。これは、大型のアオリイカなどの強烈な引きにも十分耐えうることを意味します。
このラインのカラー、ブラッキーは特に注目に値します。光の乱反射を抑え、潮に溶け込むステルス効果を生み出す繊細な色合いが、アングラーにとって大きな利点をもたらします。特に日中の光量が多い時にラインのギラツキが少なくなることで、リーダーの存在感を薄くし、魚に気付かれにくくなります。
ただし、このエギリーダーBSの特殊ポリマー層は、取扱いに注意が必要です。水に濡れた状態での保管や高温多湿の環境下での保管は避け、アルコールやアセトンなどの溶剤との接触も避ける必要があります。また、傷が確認された場合は速やかに交換することが推奨されます。
このように、サンラインの「ソルティメイト エギリーダーBS」は、その革新的な技術と優れた性能により、エギングファンにとって非常に魅力的な選択肢となっています。耐久性、耐擦傷性、そして細部にまでこだわったデザインは、厳しい環境下での釣りを楽しむアングラーにとって、大きな支援となるでしょう。
エギリーダーBSのインプレ
サンラインのエギリーダーBSのインプレを紹介します。
夕マズメ1時間勝負で1070gと370g
ロッド:バリアス VR88L
リール:09エメラルダス
ライン:サンライン PE EGI ULT HS4 0.6
リーダー:サンライン エギリーダーBS 2
エギ:ヤマシタ エギ王Q オレンジレッド pic.twitter.com/49iJfiqHCK— けいちん(釣り垢) (@keichinfishing) March 28, 2017
松田スペシャルが謎仕様になり、仕方なしに割高のエギリーダーBSを使っていたけれど、どうやらついにBSの方も無くなりそう…
リーダー探しの旅はまだまだ続く… pic.twitter.com/dRYrw6ZnJR
— やますてぃ(Batuta80Sの人) (@yamasty) August 28, 2021
サンライン エギリーダー FCハード 、エギリーダーBS
2.25号 9ポンドの号数 (カバーで使うのに弱すぎず強すぎな絶妙な強さ) もあるので、スピニングのPEのリーダーには、コレを使ってます✌️
元々はエギング用ですが、なかなかエギングにも行けないので、バス用に転用です😁 pic.twitter.com/Y7JHHLf4me
— 安井 宏之 yassiye®︎ / バス釣りの人 (@yassiye) February 7, 2022